ウランバートルの空に(11)
アルファベット祭り
3月1日
今日は「アルファベット祭り」。
12時から始まるということで、朝から音楽の先生やダンスの先生は皆、体育館に集まって一年生のゲネプロ。先生方も今日は少しおめかしして来ています。
いつもより少し早めにお昼。今日はボーズです。
お腹もいっぱいになったところで、はじまりはじまり〜。
頭にフエルトで作ったアルファベット(モンゴルはキリル文字)の冠をかぶって、最初は一斉に大きな声で歌います。昔から必ずこのイベントで歌われる曲だそうで、聞いている先生も父兄も感慨深げ。
体育館には一年生の書いた絵や作文、折り紙などがたくさん飾られています。
我が子を見つめる親の眼差しは、万国共通。子ども達の書いたものはすべて袋に入れ、我が子が18歳になった時、それを親が子どもに手渡すそうです。ずっとずっと昔からの習慣と聞き、ちょっぴり羨ましくなりました。
歌と踊りとが終わってから、子どもたちは賞状をもらいました。校長先生の息子もご満悦。そしてその後、今度は父兄の歌や馬頭琴演奏やダンスが始まりました。あまりの熱演に度肝を抜かれ、大人たちも大歓声をおくりました。
今日は夫のクラスの11年生女子の誕生日。彼は昨日一生懸命準備して、ささやかなカードを贈りました。和やかな1日でありました。