ウランバートルの空に(12)
日本語オリンピアード
3月2日
今日はモンゴル全国の中高生(5年生から12年生まで)が集い、日本語力を競う『日本語オリンピアード』大会の日。
開催が『ナラン学校』という学校だったので、その見学も兼ねて、我が校の教師たちも生徒を引率して出かけました。
午前中は、JLPT(日本語能力試験)N5とN2相当レベルの生徒たちの部。
5年生から11年生まで合計10人が午前10時から試験開始。
同じ私立の学校でも雰囲気が全く違っていて興味を惹かれました。
試験が終わって出て来た生徒たちは「漢字が難しかった〜」とこぼす子もいれば「漢字が一番やさしかった」という子もいましたが、一様に皆、読解問題や作文に苦労したようです。その中には小学生の頃日本の学校に通っていた生徒も2名おりました。
この学校には日本に限らず各学年、数名の帰国子女がいます。彼らは最初から一定のアドバンテージがあるため会話は日本語英語中国語など、もちろんお手の物。ただし書くこと、特に漢字に関しては、本人の頑張り如何なので、コツコツと語学を学ぶ学生とは別メニューで、プラスαをつけて指導をしています。
さて、今日の結果。どうなりますことやら。