ウランバートルの空に(9)

日本語教師会、初参加

2月23日

今日は土曜日ですが、私(A)が授業を担当している12年生(高校3年生)と11年生(高校2年生)のために、いろいろと資料を集めに、朝から市の中心にある『モンゴル・日本センター』へでかけました。

 

12年生は全部で4人。そのうち女子2人は今年の6月卒業後に日本への留学を希望しています。留学試験の案内やガイドブック、留学生を受け入れている日本の大学の一覧リストなどを入手しました。

また、4月7日に行われるNAT TEST(日本語学力試験)を受験する生徒のために、受験要項にアクセスできるホームページのアドレスや連絡先なども確認しました。

 

とりあえず一通り目的は果たし、それから月に一度開催されている日本語教師会(各校の日本人やモンゴル人の先生方同士が集う勉強会)に初参加しました。

テーマは「壁新聞」。大学で学生たちに壁新聞を作らせたことがある先生方がパワポで説明をしてくださり、その後は質疑応答やデイスカッション。なかなか興味深い話で、我が校の「文化祭」などにもコンペ形式で織り込めないかなあ、などと考えたりしました。

 

しかし今日、一番驚いたことは、日本大使館職員や他の先生方から「今年の7月7日にJLPT(日本語能力試験)がある」と告げられたこと。

モンゴルでは通常、JLPTは年に一度、12月のみに行われていましたが、7月にも開催されるとなると、様相ががらりと変わります。生徒たちへの指導や授業内容も自ずから変わるわけで、「すわ、一大事!」といった気分です。

 

勉強会は午後1時過ぎに終了。その後は何人か連れ立って近くのレストランでランチ。

JICAの職員にせよ、フリーの日本語教師にせよ、この地にやってくるのは老いも若きも女性ばかり。しかも揃いも揃って関西出身者。彼女ら関西女子のパワーに圧倒され続けた2時間でした。

 

明日こそ、しっかり休みたいものです。

 

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