ウランバートルの空に(13)

モンゴル式風邪撃退法

3月5日

週末に風邪をひいてしまい、昨日は朝から喉が少し痛く、体がだるいので、同僚のモンゴル人の先生に相談しました。すると

「ゴルチーツァを足のふくらはぎに貼るといいですよ。昔からあるやり方で、私の子供にもよくやってあげます」とのこと。早速帰りに薬局に寄って「ゴルチーツア」を買い求めました。1500Tg(70円くらい)。ところが外から袋を見る限り、マスタード以外の何物でもありません。ロシア語の得意な旦那に説明を読んでもらっても、料理方法が書いてあるだけ。大丈夫かな?

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袋を開けると、それはまさしく辛子粉!

熱いお湯で溶いて、すぐガーゼにのせて、ふくらはぎにあてること15分。

少し熱くなりましたが、別に垂れることもなく、いたって簡単です。

そのまま靴下を履いてベッドに入り、早く寝てしまいました。

 

ぐっすり寝たせいか目覚めもよく、身体が軽くなっていました。昔私の祖母が、幼い時胃腸が弱かったので、ニンニクと生姜を摩り下ろしてそれをガーゼにのせて、私の体に当ててくれていたことを思い出しました。どこの国にもその国なりの生活の知恵があることを知ると、嬉しくなります。

 

今朝はいきなり朝礼があり、作文優秀者が二人発表され賞状をもらっていました。同時に今年の秋に日本へホームステイする生徒も前に呼ばれ発表されました。

モンゴル人は表彰式が大好き。中国でも似たようなことがありましたが、社会主義の名残かもしれません。ま、減るものでもなし、いいのではないでしょうか。